アフィリエイトリンクの短縮はあり?なし?規約に触れない正しいやり方
リンクが長すぎてSNSで見た目が悪いので短くしたいのですが、規約に触れないか心配です。bit.lyのようなサービスは使えますか。
その疑問に、順番に答えます。
- 短縮が危ないのは「短いから」ではなく「隠れるから」だという理由
- 使っていい短縮と、避けるべき短縮の切り分け方
- まとめページを挟むのがクローキングになるかどうか
- 短縮したときに成果が付かなくなる場面
- 自分の媒体ではどの方法を選べばいいかの判断
ASPが発行するアフィリエイトリンクは、パラメータがずらずら付いた長いURLです。SNSに貼ると見た目が悪いし、文字数も食う。「短縮URLサービスで縮めちゃえ」——ちょっと待ってください。そのひと手間が規約違反になることがあります。この記事で、危ない理由と安全なやり方を整理します。
先に結論を書きます。
判断の軸は「短いかどうか」ではなく「誰が発行した短縮か」です。
この1点で切り分けると、迷う場面がほとんどなくなります。
アフィリエイトリンクはなぜあんなに長いのか
長さの正体は、成果を判定するための情報です。あなたのID、案件のID、計測用のパラメータ——Amazonリンクの記事で書いたとおり、これらは「この紹介はあなた経由」だと伝える大事な目印。長いのは仕様であって、不具合ではありません。削って整えようとするのが一番の事故のもとです。
見た目を気にしているのは、たぶんあなただけ
先に気持ちの整理をしておきます。
読者は長いURLを読みません。押すか押さないかを決めているのは、URLの前後に書かれたあなたの言葉です。
「長いから押されない」という因果は、実はあまり確かめられていません。
それでも短くしたい理由が自分の中にあるなら、それは次の3つのどれかです。
- 文字数の制限に収まらない(Xやプロフィール欄)
- 口頭やQRコードで伝えたい(動画・紙・名刺)
- 単純に見た目を整えたい
このうち、短縮が本当に必要なのは最初の2つだけです。3つ目のために規約のリスクを取るのは、割に合いません。
短縮サービスで包むのが危ない理由
- クローキング(リンク先を隠す行為)と見なされうる:ASP・広告主の多くは、リンク先が分からない形での掲載を規約で制限しています。汎用の短縮URLはまさに「押すまでどこに飛ぶか分からない」形です
- 計測が壊れる・二重リダイレクトになる:短縮サービスの障害や仕様変更で、成果ごと消えるリスクを抱え込む
- 読者からも怪しく見える:正体不明の短縮URLは、今どきクリックをためらわれます
問題は「誰が発行した短縮か」。ASP・ストア公式が発行する短縮URL(例:Amazonアソシエイトの amzn.to)は、公式のしくみなので使えます。ダメなのは無関係な第三者のサービスで包むことです。
3つのリスクのうち、重いのは1つ目
2つ目と3つ目は、起きても自分の損で終わります。
1つ目だけは違います。規約違反と判断されると、その広告主との提携そのものが止まります。
止まると、そのリンクを貼った過去の投稿がまとめて役目を失います。短縮で得られる見た目の良さと引き換えにするものが、あまりに大きいです。
切り分けの軸は「誰が発行した短縮か」
ここが理解できると、知らないサービスを見たときでも自分で判断できます。
公式の短縮は、そのプログラムの一部
Amazonの amzn.to のように、プログラム自身が用意している短縮は、公式のしくみの中にあります。
発行元がそのプログラムなので、リンク先を偽っている状態になりません。
使えるかどうかは、そのプログラムに公式の短縮機能があるかどうかで決まります。無い相手には、この方法は取れません。
第三者の短縮は、間に無関係な会社が入る
汎用の短縮サービスは、あなたの案件とは何の関係もない会社が運営しています。
読者から見ると、押すまでどこへ飛ぶか分かりません。
この「分からない状態」が、規約で問題にされている形そのものです。
知らないサービスを見たときの確かめ方
- そのドメインの持ち主を調べる
紹介先のストアやASPと関係があるか。無関係なら第三者です。
- 押す前にリンク先が分かるかを見る
読者に分かる形かどうかが基準です。
- そのASPの規約とヘルプで「クローキング」を検索する
可否はASPごとに違います。最後はここで確認してください。
安全な方法は2つ
- 公式の短縮URLを使う
Amazonの amzn.to のように、そのプログラム自身が発行する短縮だけを使う。発行元が公式なら計測も規約もそのまま。
- まとめページのURLを配る
Monoliのような「ストアを選ぶページ」の短いURLを配り、アフィリエイトリンク本体はページ内のボタンに置く。ボタンのリンク先はアフィリエイトリンクそのもの(リダイレクトで包まない)なので、クローキングになりません。複数ストアを並べられる副産物つき(クリック率の記事)。
方法1の手順とつまずきどころ
公式の短縮は、そのプログラムの管理画面か公式ツールから発行します。
つまずくのは、発行した短縮URLを自分でクリックして確かめないことです。
正しい商品ページに着くか、IDが残っているかを1回だけ見てください。ここを飛ばすと、気づかないまま数週間が過ぎます。
方法2の手順とつまずきどころ
まとめページ側に貼るのは、ASPが発行した形のままのリンクです。
ここで加工してしまうと、短縮をやめた意味がなくなります。
そしてページを公開したら、自分でボタンを押して遷移先を確かめてください。方法1と同じで、確認だけが事故を防ぎます。
方法の比較表
| 汎用の短縮サービス | 公式の短縮(amzn.to等) | まとめページ | |
|---|---|---|---|
| 規約 | クローキング扱いのリスク | ◎ 公式のしくみ | ◎ リンク先を隠さない |
| 使えるストア | — | 公式機能があるストアのみ | どのストアのリンクでも |
| 複数ストアを1本に | 不可 | 不可 | ◎ |
| あとから差し替え | サービス次第 | 不可 | ◎ ページ側で差し替え |
表で見ると、汎用の短縮サービスだけが「リスクを取るのに得るものが少ない」位置にいます。
短さを得る代わりに、規約・計測・読者の信頼の3つを差し出す形になっています。
まとめページを挟むのはクローキング?
いちばん多い質問です。短縮サービスとの違いが分かりにくいところですね。
切り分けは1点です。ボタンのリンク先が、アフィリエイトリンクそのものかどうか。
隠していないページと、隠しているページの違い
- ボタンの
hrefに、発行されたアフィリエイトリンクがそのまま入っている - 読者はボタンに触れた時点で、どのストアへ行くか分かる
- ページを挟んでいるのは「ストアを選ばせるため」で、行き先を伏せるためではない
- 自分のドメインの短いURLを押すと、裏側で転送してストアへ送る
- 読者には、押すまでどのストアへ行くか分からない
- 行き先を伏せること自体が目的になっている
Monoliは前者の形にしています。ボタンの遷移先は登録したアフィリエイトリンクそのもので、中継のリダイレクトを挟みません。
正直に書くと、これはMonoliの都合ではなく、Amazonアソシエイトのような規約に沿うためにそうせざるを得ない設計です。できないことも書いておくと、Monoliはリンクを発行できません。リンクはASPで作って、ページに貼る形になります。
あわせて読みたいアフィリエイトリンクをまとめる方法|もしも「かんたんリンク」・A8.net・Monoliを比較(併用できます)判断に迷ったら「読者はボタンを押す前に、どのストアへ行くか分かるか」だけ考えてください。分かるなら隠していません。分からないなら隠しています。
短縮すると成果が付かなくなる?
「規約はさておき、成果は普通に付くのでは」と思うところですよね。
ここは付くときもあるが、付かなくなる経路が増えるという理解が正確です。
付かなくなる3つの経路
- パラメータが落ちる
間に1つ仕組みが増えるぶん、計測用のパラメータが最後まで運ばれない可能性が生まれます。長いURLの中身は成果判定の目印なので、落ちれば付きません。
- 短縮側が止まる
サービスの障害や仕様変更が起きると、リンクそのものが機能しません。配ったURLは直せないので、復旧を待つしかなくなります。
- 規約違反と判断される
これがいちばん重い経路です。成果が付いていても、あとから非承認や提携解除につながります。
だから「確かめ方」を持っておく
自分の環境で動いたかどうかは、1回クリックすれば分かります。
見るのは、遷移先が正しい商品ページか、URLに計測のパラメータが残っているかの2点だけです。
この確認を貼ったその日にやる習慣があれば、1つ目と2つ目の経路はかなり防げます。
あわせて読みたいアフィリエイトリンクの管理方法|台帳の作り方と点検の頻度の決め方自分はどれを選ぶ?3つの質問
方法が2つあると、結局どちらかで迷います。次の順で考えてください。
質問1:紹介するストアは1つですか、複数ですか
1つなら、公式の短縮があればそれで足ります。
複数のストアを並べたいなら、まとめページしか選べません。公式の短縮は1つのストアへしか向きません。
質問2:あとからリンクを差し替えますか
商品が売り切れる、リンクが切れる、ストアを足す。
こうした変更が起きるなら、配ったURLを変えずに中身を差し替えられる形が有利です。
配ったあとに直せない形を選ぶと、投稿を全部書き換えることになります。
質問3:URLを1本しか置けない場所で使いますか
SNSのプロフィール欄や動画の概要欄の先頭など、置ける枠が限られる場所があります。
そこに1つの商品のリンクを置くと、次の商品を紹介するたびに書き換えることになります。
この悩みが当てはまるなら、まとめページ側が向いています。
あわせて読みたいリンクインバイオとは?SNSのプロフィールリンクをまとめる方法と選び方やりがちな失敗
- 見た目のためだけに短縮する:得るものが「きれいなURL」だけで、差し出すものが規約と計測です
- 短縮したあと一度もクリックしない:壊れていても気づけません。発行したその場で1回押してください
- パラメータを手で削って短くする:短縮以上に確実に成果が消えます。長さは仕様です
- 規約を読まずに「みんな使っているから」で決める:他の人が続けられていることは、あなたの安全の根拠になりません
いちばん多いのは「確認しない」
短縮そのものより、確認を飛ばすことで損をしている人のほうが多いです。
貼った日に1回クリックする。これだけで、気づかない1か月が無くなります。
あわせて読みたいAmazonアソシエイトのリンクの貼り方|発行のしかたと、やってはいけない加工よくある質問
bit.ly のような短縮サービスは使えますか?
汎用の短縮サービスは、発行元があなたの案件と無関係なので、この記事で言う「第三者のサービスで包む」形に当たります。押すまでリンク先が分からない状態になるため、クローキング扱いのリスクを抱えます。使う前に、必ずそのASPの規約とヘルプで可否を確認してください。迷うなら、公式の短縮かまとめページに寄せるほうが安全です。
公式の短縮と第三者の短縮は、何が違うのですか?
発行元が違います。公式の短縮はそのプログラム自身のしくみなので、リンク先を偽っている状態になりません。第三者の短縮は、無関係な会社が間に入り、読者から行き先が見えなくなります。短さは同じでも、位置づけがまったく別です。
ブログ内のリダイレクトプラグインで整えるのは?
自サイト内のリダイレクトでも、リンク先を隠す形はASP・広告主によっては禁止です。使う前に、そのASPの規約とヘルプで可否を確認してください。迷ったら「発行された形のまま貼る」が正解です。
X の t.co はクローキングになりますか?
t.co はXが全リンクに自動で掛けるプラットフォーム側のしくみで、あなたが選んで包んだものではありません。通常のASPの規約で問題視されるのは、あなたが自分でリンク先を隠す行為です。
まとめページのURL自体は自由に短くできますか?
Monoliの場合、URLは /@あなたのID/ページID の形で一定の短さです。プロフィールやQRコードに載せてもかさばりません。
QRコードにするなら短縮したほうがいいですか?
QRコードは長いURLでも作れますが、情報量が増えるほど模様が細かくなります。紙に小さく印刷するなら、公式の短縮かまとめページのURLのように、もともと短い形を使うほうが読み取りやすくなります。
すでに汎用の短縮で貼ってしまった投稿があります。
気づいた時点で、発行された形のリンクか、公式の短縮、まとめページのURLに差し替えてください。編集できない媒体なら、投稿を削除するか、新しい投稿で貼り直す形になります。放置がいちばんリスクが高い選択です。
短くすると、クリック率は上がりますか?
URLの長さよりも、前後に書いた言葉と、押したあとに何があるかのほうが効きます。短縮を「クリック率の施策」として期待すると、効果が見えずに終わることが多いです。
まとめ:短くするより「隠さない」を基準にしよう
押さえておくことは、次のとおりです。
- リンクが長いのは成果判定のための仕様。削るのがいちばんの事故
- 危ないのは短さではなく、押すまで行き先が分からなくなること
- 判断の軸は誰が発行した短縮かの1点
- 安全なのは公式の短縮とリンク先を隠さないまとめページ
- 複数ストア・あとからの差し替えが要るならまとめページ
- どちらを選んでも貼った日に1回クリックして確かめる
短縮は目的ではなく手段です。
いま汎用の短縮で貼っているリンクが1本でもあるなら、そこから差し替えてみてください。それだけで、いちばん重いリスクが手元から消えます。
あわせて読みたいアフィリエイトの広告表記(PR表記)の書き方|媒体別のそのまま使える文例つきMonoliは無料ではじめられます
Googleアカウントか Appleアカウントでログインするだけ。1ページ目は10分で公開できます。