Amazonアソシエイトのリンクの貼り方|発行のしかたと、やってはいけない加工
リンクの発行はできました。でも、短くしていいのか、画像を使っていいのか、DMで送っていいのか。作法が分からなくて貼るのが怖いです。
こんな疑問に、1つずつ線を引いていきます。
- リンクを貼る前に見るべき3つの確認ポイント
- 短縮していい短縮と、やってはいけない短縮の違い
- 商品画像の代わりに何を出せばいいか
- 公開された場所と、メール・DMのような私信の違い
- 必要な表示は2種類あるという話と、文言をどこで確認するか
結論から書きます。
やってはいけないことは、ほぼ全部「発行したあとに手を加える」ことです。
URLを削る、別のサービスで包む、画像を持ってくる。この3つをやらなければ、大きく間違えません。
Amazonアソシエイトの審査を乗り越えたら、いよいよリンクを貼る番です。ここでつまずく人が多いのが「リンクってどの形で貼ればいいの?」問題。答えはシンプルで、管理画面が発行したリンクを、加工せずそのまま使う——これだけ守れば大きく間違えません。
大原則:公式が発行した形のまま使う
Amazonアソシエイトのリンクは、あなたの成果を判定するための情報を含んだ「精密機器」です。良かれと思って手を加えると成果が付かなくなったり、規約違反になったりします。発行→コピー→貼り付け、以上。この3手で完結させるのが正解です。
なぜ手を加えたくなるのか
加工したくなる気持ちには、だいたい理由があります。
「URLが長くて見栄えが悪い」と感じるからです。とくにSNSに貼るときに気になります。
でも、読者はURLの文字列を読んでいません。読んでいるのはあなたの言葉です。
そして長いURLを整えようとした結果、1か月ぶんの紹介が全部無効になるほうが、よほど見栄えが悪いです。
見た目を整えたいなら、加工ではなく別の方法があります。この記事の後半で説明します。
リンクの作り方と、貼る前の3つの確認
- アソシエイトセントラル(管理画面)にログインする
審査中でもリンクの発行はできます。
- 商品を検索してリンクを発行する
商品名やASINで検索し、テキストリンクを取得。ブラウザで商品ページを開いたまま発行できる公式ツールバーもあります。
- 貼りたい場所に貼る
「PR」表記を添えるのを忘れずに(広告表記の書き方)。
貼る前に、必ずこの3つを見る
ここを飛ばす人が本当に多いところです。30秒で終わります。
- 自分で1回クリックして、正しい商品ページに着くか
似た名前の別商品や、在庫切れの別出品者のページに着くことがあります。
- URLに自分の目印が残っているか
コピーのときに末尾が切れていることがあります。次の章で説明します。
- スマホでも同じ場所に着くか
読者の多くはスマホです。アプリが開く場合も、商品が合っているかを見てください。
- コピーするときにURLの末尾が切れる:長いURLを手で選択すると起きます。コピー用のボタンを使ってください
- メモアプリを経由して文字が変わる:自動変換や改行が入ることがあります
- 古いリンクを使い回す:商品が入れ替わっていることがあります。新しく発行し直すのが安全です
確認の習慣がつくと、「1か月売れていないと思ったらリンクが壊れていた」という事故がなくなります。
リンクの中身:tagパラメータがあなたの目印
発行されたURLには tag=あなたのID-22 のようなパラメータが入っています。これが「この紹介はあなた経由」だとAmazonに伝える目印で、これが欠けたリンクからいくら売れても成果はゼロです。URLを整理するつもりでパラメータを削るのが一番危ない事故。長くても、そのまま貼ってください。
目印が残っているかの見方
貼る前に、URLの文字列の中に tag= があるかを目で探してください。
あれば大丈夫です。無ければ、それはただのAmazonの商品ページへのリンクです。
紹介としては成立していますが、報酬は1円も発生しません。
こういうときに消えます
- URLを短くしようとして後半を削った:目印は後半に入っていることが多いです
- 商品ページを自分で開いて、ブラウザのURL欄からコピーした:これは発行したリンクではありません
- 他の人の記事からURLをコピーした:他人の目印が入っている可能性があります。絶対にやめてください
3つ目は、意図せずやってしまう人がいます。自分の管理画面で発行したものだけを使ってください。
短縮していい?→ 公式のamzn.toだけ
いちばん質問が多いところなので、線をはっきり引きます。
| やり方 | 扱い | 理由 |
|---|---|---|
| 管理画面・公式ツールが出すamzn.to | 使える | Amazon自身が発行する公式の短縮URL |
| 公式でない短縮サービスで包む | やめる | リンク先を隠す行為として問題になります |
| 自分のサイトで中継して飛ばす | やめる | クローキングとみなされます |
| まとめページのボタンに登録する | 使える | リンク先として発行したURLをそのまま出すなら中継ではありません |
線引きは「リンク先が隠れるかどうか」
覚え方はこれだけです。
読者がボタンを押す前に、行き先がAmazonだと分かる形なら問題ありません。
公式でない短縮サービスで包むと、押すまで行き先が分かりません。自分のサイトで中継すると、一度自分のドメインを通ってからAmazonへ飛びます。どちらも行き先を隠しています。
一方、まとめページに「Amazonで見る」ボタンを置いて、そのリンク先に発行したURLをそのまま入れるのは、行き先が隠れていません。
Monoliがボタンのリンク先に登録したURLをそのまま出しているのは、この規約を守るためです。中継用のURLを間に挟む作りにはしていません。
リンクの置き方を全体として設計したい人は、管理の記事に考え方をまとめています。
あわせて読みたいアフィリエイトリンクの管理方法|「貼り替え地獄」を防ぐ運用術画像は使っていい?→ 商品画像は使わず、自分で撮る
Amazonの商品画像を保存して貼るのはやめてください。これは規約の面でも著作権の面でも問題になります。
では画像なしで紹介するのか、というとそうではありません。代わりに自分で撮った写真を使います。
自分で撮るほうが、実は反応が良い
これは制約ではなく、むしろ有利な点です。
商品画像は、ストアに行けば誰でも見られます。読者が知りたいのは、「実際に手元にあるとどう見えるか」です。
撮るものは、たとえばこういうものです。
- 自分の机や部屋に置いた状態(大きさが伝わります)
- 手に持った状態(サイズ感がいちばん伝わります)
- 使っている途中の様子(生活感があるほど信用されます)
- 比べた相手と並べた状態(迷っている人に刺さります)
スマホで十分です。きれいに撮ろうとしなくて構いません。
生活感がある写真のほうが、スタジオで撮った写真より押されます。
撮るものの選び方と書き方は、紹介文の記事にまとめています。
あわせて読みたい売れる商品紹介の書き方|レビュー記事・SNS投稿で使えるテンプレ公式が用意した表示のしかたを使う場合
管理画面には、画像つきのリンクを発行する機能が用意されていることがあります。
その場合は、発行されたものをそのまま貼ってください。画像を抜き出して別の場所に置き直すのは、保存して貼るのと同じことになります。
何が用意されているかは変わるので、現在の機能は公式の案内で確認してください。
メールやDMで送っていい?→ 公開された自分の場所に貼る
これも迷いやすいところです。原則をはっきりさせておきます。
貼るのは、公開されている自分の場所です。ブログ、自分のSNSアカウント、自分の動画の概要欄。
逆に、特定の人にしか見えない場所への送信は、多くのASPやプログラムで制限されています。
- メールに貼って送る:相手が限られた私信です。制限されていることが多いです
- LINEやDMで個別に送る:同じ理由です。友達に送るのも同じ扱いになります
- 他人の投稿への返信やコメント欄に貼る:自分の場所ではありません
- 登録していないアカウントに貼る:管理画面に届けた場所だけにしてください
「おすすめを聞かれたとき」はどうする?
友達から「それどこの?」と聞かれる場面は、実際によくあります。
そのときは、アフィリエイトリンクではなく、ふつうの商品ページのURLを送ってください。
あるいは、自分が書いた記事や投稿のURLを送る形にします。公開された自分の場所へ案内するなら、原則に沿います。
目の前の1件を取りに行って、アカウントごと止められるのは割に合いません。
最終的な線引きは、運営規約と公式ヘルプの記述が正です。送り先に迷ったら、送らないのが安全です。
指定の文言は必要?→ 2種類の表示を分けて考える
「決まった文言を書かないといけないの?」という質問は、2つのことが混ざっています。分けて考えてください。
①広告であることの表示は、自分の言葉で書ける
これは読者に気づいてもらうための表示です。目的がはっきりしているので、文面は自由です。
- ブログの記事冒頭:
この記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。 - サイト全体の案内:
当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。 - SNSの投稿の1行目:
【PR】または※アフィリエイトリンクを含みます - 動画の概要欄の先頭:
この概要欄にはアフィリエイトリンクが含まれます。
大事なのは文面より位置です。読者がリンクを押す前に目に入る場所に置いてください。
記事のいちばん下に小さく書く、大量のハッシュタグの最後に付ける、利用規約のページに書いて済ませる。これらは気づかれないので、表示として弱いです。
②規約が指定する文言は、公式からコピーする
プログラムの運営規約が、表示する文言を指定していることがあります。
この記事には、その文面を書きません。理由は、改定されることがあるからです。
古い文面をコピーして貼ると、守っているつもりで守れていない状態になります。他のブログに載っている文面も、書かれた時点のものです。
やることはこれです。アソシエイト・セントラルの運営規約と公式ヘルプを開いて、いまの文面をそのままコピーして使ってください。
一度やれば終わりではなく、規約の更新の知らせが来たときに見直すものだと考えておくと安全です。
あわせて読みたいアフィリエイトの広告表記(PR表記)の書き方|ステマ規制で何が必要になったか複数ストアと並べていい?→ 並べたほうが取りこぼしが減る
並べて構いません。読者がどのストアで買いたいかは、読者が決めることです。
同じ商品でも、Amazonで買い慣れている人、楽天ポイントを貯めている人、PayPayを使う人に分かれます。
Amazonのリンクしか無いと、他のストア派の読者はそっと閉じます。
並べるときの作法
- それぞれのリンクは、それぞれの公式の方法で発行する:Amazonのリンクは管理画面から、楽天は楽天の管理画面から
- どのストアのボタンかが分かるようにする:押す前に行き先が分かる状態にします
- 5つも6つも並べない:選択肢が多すぎると、読者は選ぶのをやめます
- 自分の読者が多いストアを先頭に置く:想像ではなく、ボタン別のクリック数を見て決めます
3つ目が意外と効きます。並べるのは「選ばせる」ためではなく「自分のストアがあると安心させる」ためです。
並べ方が押され方に与える影響は、クリック率の記事に書いています。
あわせて読みたいアフィリエイトリンクがクリックされない時に見直す7つのことやってはいけない加工・使い方
- URLのパラメータを削る・書き換える:成果が付かなくなる
- 無関係な短縮サービスで包む:リンク先を隠す行為は規約で問題になります。短縮したいなら管理画面が発行する公式の短縮(amzn.to)だけに
- 商品画像を保存して貼る:Amazonの商品画像を勝手に使うのはNG。自分で撮った写真で紹介する
- 価格を書いて断定する:価格は変動します。「◯円でした」ではなく「価格はリンク先で確認」に
- 登録していないサイト・SNSに貼る:貼る場所は管理画面に登録したものだけ
価格の書き方だけ、もう少し具体的に
ここは書き方のコツがあるので補足します。
断定を避けると情報が減ってしまう、と感じる人がいます。でも書き方を変えれば伝わります。
| 避ける書き方 | 言い換え |
|---|---|
| 2,980円です | 3,000円くらいの価格帯です(価格はリンク先で確認してください) |
| いま最安値です | 買ったときは他より安く見えました |
| セール中です | セールの時期に買い足しました |
言い換えのほうが、時間がたっても嘘にならない書き方です。
価格を断定した記事は、価格が変わった瞬間に直しに行かないといけません。最初から書かないほうが運用が楽です。
貼る場所ごとのコツ
- ブログ:本文の「欲しくなった瞬間」の直後にテキストリンクかボタンで(クリック率の記事)
- X:公式の共有機能で発行したリンクを「PR」付きで(Xでのやり方)
- Instagram・TikTok:投稿にリンクを貼れないので、プロフィールのまとめページ経由で(インスタ・TikTok)
- まとめページ(Monoliなど):発行したリンクをそのままボタンに登録。楽天・Yahoo!のボタンと並べれば取りこぼしが減ります
InstagramとTikTokだけ、事情が違う
この2つは投稿の本文にリンクを貼れません。置けるのはプロフィールのURL欄に1本だけです。
すると、紹介したい商品が増えるたびにプロフィールを書き換えることになります。そして過去の投稿を見た人は、もう関係ない商品のページに飛ばされます。
だから商品ごとに1本のURLを作って、投稿ごとに違うURLを案内する形が要ります。
正直に書くと、まとめページを使っても報酬は1円も増えません。できるのは、押す先を間違えなくするところまでです。
貼る前の最終チェックリスト
貼る直前に、これを上から見てください。1分で終わります。
- 自分の管理画面で発行したリンクか
他の人の記事からコピーしたものではないことを確かめます。
- URLに
tag=が残っているか末尾が切れていないかを目で見ます。
- クリックして、正しい商品ページに着くか
スマホでも一度見てください。
- 加工していないか
短縮していない、削っていない、中継を挟んでいない。
- 画像は自分で撮ったものか
商品画像を保存して使っていないことを確かめます。
- 価格を断定していないか
「リンク先で確認」の形になっているか。
- 広告であることの表示が、押す前に目に入る位置にあるか
記事末尾や小さい文字になっていないか。
- 貼る場所が管理画面に登録済みか
新しいアカウントなら、先に追加します。
8つありますが、慣れると数十秒です。この1分が、1か月ぶんの紹介を守ります。
よくある質問
amzn.to の短縮リンクは使っていいのですか?
はい。amzn.to はAmazonアソシエイトの管理画面・公式ツールが発行する公式の短縮URLなので問題ありません。ダメなのは、公式でない短縮サービスでリンク先を隠すことです(リンク管理の記事も参照)。
同じ商品のリンクを何か所にも貼っていい?
登録済みの場所なら本数に制限はありません。ただし読者体験を損なう乱発は逆効果です。
もしも経由のAmazonリンクとどちらを使うべき?
どちらでも成果は付きます。本体で審査に通っているなら本体、審査中ならもしも経由、と使い分ける人が多いです(もしもの始め方)。
リンクをメールやDMで送っていいですか?
特定の人にしか見えない場所への送信は、多くのプログラムで制限されています。公開された自分の場所に貼るのが原則です。友達に聞かれたときは、ふつうの商品ページのURLか、自分が書いた記事のURLを送ってください。
決まった文言を書く必要はありますか?
広告であることの表示は必要です。加えて、運営規約が文言を指定している場合は、公式の規約ページに書かれている現在の文面をそのままコピーして使ってください。文面は改定されることがあるので、他のブログに載っているものを写さないでください。
Amazonと楽天のボタンを並べても大丈夫ですか?
大丈夫です。それぞれのリンクを、それぞれの公式の方法で発行して、行き先が分かる形で置いてください。
URLが長くて投稿に収まりません。
公式の短縮(amzn.to)を使うか、商品ごとに1本のURLを作れるまとめページを経由させてください。公式でない短縮サービスで包むのは避けます。
古い記事に貼ったリンクは、そのままでいいですか?
商品が入れ替わっていることがあります。読まれている記事から順に、クリックして行き先を確かめてください。全部を一度に見直す必要はありません。
まとめ:発行して、押して確かめて、そのまま貼ろう
最後に要点だけ。
- 大原則は発行→コピー→貼り付けの3手で完結させる
- URLの中の
tag=があなたの目印。削ると成果はゼロになる - 短縮していいのは公式のamzn.toだけ。線引きは「行き先が隠れるかどうか」
- 商品画像は使わず、自分で撮った写真を使う。そのほうが反応も良い
- 貼るのは公開された自分の場所。メールやDMは避ける
- 表示は2種類。広告であることの表示は自分の言葉で、規約が指定する文言は公式からコピー
- 複数ストアは並べたほうが取りこぼしが減る。ただし3つまで
ここまで読んで気づいたと思いますが、禁止事項のほとんどは「よかれと思ってやった加工」です。
何もしないのが、いちばん正しい使い方です。
発行して、自分で1回押して、そのまま貼る。それだけで作法は守れていますよ。
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