アフィリエイトのキーワード選定|「買う直前の人」が打つ言葉を探す
記事は読まれてるみたいなんだけど、ぜんぜん売れない。内容が悪いのかな?
内容ではなく、来ている人が違うのかもしれません。
- 検索の言葉が「知りたい → 比べたい → 買いたい」と進むこと
- 買う直前の人が打つ言葉を探す4つの方法
- 集めた言葉を5つの型に当てて、タイトルにする手順
- 競合の強さの見方と、1記事に入れる個数の目安
- 検索数が少ない言葉・SNSでの言葉の扱い
キーワード選定というと難しそうですが、やることは1つです。
「どんな状況の人に来てほしいか」を言葉で決めるだけ。
この記事は、読み終わったときに今日書く1本のタイトルが決まっているように作りました。紙かメモアプリを開いて読んでください。
検索の言葉は「知りたい・比べたい・買いたい」の3段階
同じ商品について調べている人でも、検索する言葉は段階によって変わります。
たとえばワイヤレスイヤホンなら、こうなります。
| 段階 | 検索する言葉の例 | その人の気持ち |
|---|---|---|
| 知りたい | ワイヤレスイヤホン とは / 選び方 | まだ買うかも決めていない |
| 比べたい | ワイヤレスイヤホン 通勤 比較 / おすすめ | 買うつもり。候補を絞りたい |
| 買いたい | 商品名 レビュー / 商品名 口コミ / 商品名 セール | ほぼ決めている。背中を押してほしい |
はじめのうちは、いちばん下の「買いたい」から取りにいくのがおすすめです。
人数は少ないですが、そのぶん競争もゆるく、1件あたりの成果につながりやすいからです。
「アクセスはあるのに売れない」の正体
いま読まれているのに売れていないなら、たいていこうなっています。
- 記事が「知りたい」の言葉で書かれている:読者は情報を得て満足して帰ります
- 記事の中に買う段階の人向けの出口がない:候補を絞る材料が書かれていません
直し方は2つです。買う段階の言葉で新しく1本書くか、いまの記事の最後に「で、どれを買うか」を足すか。
どこで止まっているかを先に切り分けると、無駄打ちが減ります。
あわせて読みたいアフィリエイトで売れない原因の見つけ方|3段階で自己診断する手順買う直前の言葉を探す4つの方法
特別なツールがなくても、今日から探せます。
- 検索窓に商品名を入れて、候補を見る
商品名を打つと、その後ろに続く言葉の候補が出てきます。あれは「実際に検索されている言葉」です。「サイズ」「充電できない」「カバー」など、読者の関心がそのまま並びます。
- 検索結果のいちばん下を見る
関連する検索語が並んでいます。候補と合わせて、紙に書き出してみてください。
- SNSとQ&Aサイトで商品名を検索する
「買おうか迷ってます」「これって◯◯できますか?」という生の声が拾えます。その質問文が、ほぼそのままキーワードになります。
- 自分の購入履歴を見る
自分が買う前に何を調べたかを思い出す。これがいちばん早くて、いちばん外しません。
4番は本当におすすめです。自分が迷ったことは、だいたい他の人も迷っています。
書き出すときのコツ:言葉は変えずに写す
拾った言葉は、自分の言葉に直さずそのまま書き写してください。
「充電できない」を「充電トラブル」に直すと、検索している人の言葉から離れます。
読者は自分が打った言葉を、そのままタイトルで探します。だから生の言葉のほうが見つけてもらえます。
この段階では「捨てない」
変な言葉や、狭すぎる言葉も全部残してください。
20〜30個集まれば十分です。選ぶのは次の章でやります。
集めた言葉を5つの型に当てる
ここが、集めた言葉を記事にするための橋です。
買う直前の検索語は、だいたい次の5つの型のどれかに収まります。
| 型 | 検索語のかたち | 読者が知りたいこと | 書く内容 |
|---|---|---|---|
| ① レビュー型 | 商品名 レビュー / 口コミ | 本当に良いのか | 何か月使ったか、良い点と欠点 |
| ② 不安型 | 商品名 + 気になる点(音漏れ・重い) | その欠点は許容できるか | 実際にどうだったか、はっきり書く |
| ③ 比較型 | 商品名A と 商品名B / 違い | どちらを選ぶべきか | どんな人がどちらを選ぶべきか |
| ④ 用途型 | ジャンル + 使う場面(通勤・在宅) | 自分の場面に合うか | その場面で使ってみた結果 |
| ⑤ 代替型 | 商品名 + 安い / 似たもの | もっと安い選択肢はあるか | 価格帯別の候補と、妥協点 |
型が決まると、書く内容も決まる
この表のいいところは、型を決めた瞬間に「何を書くか」が決まることです。
たとえば②の不安型なら、書くのは「その欠点が実際どうだったか」だけ。前置きも商品の歴史も要りません。
ネタが決まらない人は、だいたい型を決めずに書き始めています。
いちばん書きやすいのは①と②
手元に商品があるなら、①レビュー型と②不安型から始めてください。
どちらも「持っている人しか書けない」内容なので、競合が自然に少なくなります。
今日書く記事のタイトルを5分で決める
ここまでの材料で、タイトルは決められます。手順はこうです。
- 集めた20個から、自分が体験している言葉を1つ選ぶ
迷ったら、いちばん最近買ったものにしてください。記憶が新しいほうが具体的に書けます。
- 5つの型のどれかを選ぶ
「商品名 レビュー」なら①、「商品名 音漏れ」なら②です。型が決まると、書く内容が自動的に決まります。
- 読者の状況を1つに絞る
「通勤で使う人」「在宅勤務の人」「はじめて買う人」のどれか1つ。全員向けにすると誰にも刺さりません。
- 選んだ言葉を前のほうに置いて、タイトルにする
型ごとの作り方は下の例のとおりです。
- その言葉で検索して、1ページ目を見る
個人のブログやSNSが混ざっていれば、そのまま書き始めます。企業ばかりなら、言葉をもう1語足して絞り直します。
型ごとのタイトルの作り方(そのまま当てはめてください)
- ① レビュー型:
(商品名)を3か月使ったレビュー|(良かった点)と(欠点) - ② 不安型:
(商品名)は(気になる点)?(使った期間)使って分かったこと - ③ 比較型:
(商品A)と(商品B)の違い|(どんな人)はどちらを選ぶべきか - ④ 用途型:
(場面)で使う(ジャンル)|(条件)で選んだ(個数)つ - ⑤ 代替型:
(商品名)より安い(ジャンル)|(価格帯)で選ぶなら
これで1本決まりました。決めたら、今日はもう探さないでください。
キーワードを探し続けるのは、書かないための言い訳になりやすい作業です。
初心者が選ぶべきキーワードの3条件
集めた言葉のうち、どれから書くか。条件はこの3つです。
- 自分が実際に体験している:使ったことがない商品の「買いたい」キーワードは書けません
- 2語以上に絞られている:「イヤホン」ではなく「イヤホン 通勤 蒸れない」。言葉が増えるほど、読者の状況がはっきりします
- 検索結果に大手ばかり並んでいない:1ページ目が企業サイトで埋まっている言葉は、最初のうちは避けていいです
3つ目の見極め方は簡単で、実際にその言葉で検索してみるだけです。
個人のブログやSNSの投稿が混ざっていれば、入る余地があります。
「体験している」をどこまで厳しく見るか
ここだけ補足します。
買って1日しか使っていないものでも書けますが、その場合は「使って1日の時点の感想」と正直に書いてください。
「3か月使った」と書いてある記事のほうが読まれますが、嘘を書くと必ず中身が薄くなります。読者は具体性の有無で見抜きます。
肌に触れるものや口に入れるものを扱うときは、書ける表現の範囲にも注意が必要です。
あわせて読みたいコスメ・サプリを紹介するときの薬機法|「何人も」にあなたも含まれます競合が強いかどうかは、どう見る?
ツールは要りません。実際に検索して、1ページ目を見るだけです。
見るのは「誰が並んでいるか」
| 1ページ目の様子 | 意味 | どうするか |
|---|---|---|
| 企業サイト・大手メディアだけ | 総力戦の場所 | その言葉は避ける |
| 個人のブログやSNSが混ざる | 個人でも入れる | そのまま書く |
| 内容が古いまま並んでいる | 手入れされていない | 新しく書けば勝ち目あり |
| 自分の探している答えが無い | まだ誰も書いていない | いちばんの狙い目 |
いちばん大事なのは4行目
1ページ目を見て、「自分が知りたかったことが、どこにも書かれていない」と思ったら当たりです。
自分が困って検索したのに答えが無かった。これは、同じことで困る人がこれから何人も来る、という意味です。
強い言葉を避けるのではなく、1語足す
企業ばかり並んでいたときに、ジャンルを変える必要はありません。
言葉を1語足して、状況を絞るだけで景色が変わります。
- 「イヤホン おすすめ」→ 企業ばかり
- 「イヤホン 通勤 蒸れない」→ 個人の声が混ざる
同じジャンルの中に、まだ誰も丁寧に書いていない質問は必ず残っています。
1記事に何個のキーワードを入れる?
答えは「狙うのは1つ。自然に入る関連語が数個」です。
軸は1つに決める
1記事=1つの状況の人、と決めてください。
「とは」も「比較」も「レビュー」も入れると、誰にも刺さらない記事になります。読者は自分の状況に合わない部分を読み飛ばし、そのまま離れます。
関連語は数えなくていい
軸を決めて丁寧に書けば、関連する言葉は自然に入ります。
「何回入れるか」を数えるのは意味がありません。むしろ同じ言葉を不自然に繰り返すほうが、読みにくくなって損です。
書きたいことが2つ出てきたら、記事を2本に分ける
書いている途中で「比較の話も入れたい」と思ったら、それは2本目のネタです。
分けたほうが、どちらの記事も読まれます。1本に詰め込むのは、いちばん多い失敗です。
選んだキーワードをどこに置くか
置き場所は3か所だけ意識すれば十分です。
- タイトルの前のほう
検索結果に出るのはタイトルです。狙った言葉を先頭寄りに置きます。ただし詰め込みすぎると読みにくくなるので、自然に読める範囲で。
- 最初の見出しと、本文の最初の数行
読者が「この記事は自分の探しているものだ」と判断するのは、ここです。
- 見出しのいくつか
全部の見出しに入れる必要はありません。関連する言葉が自然に散っていれば十分です。
逆に、同じ言葉を不自然に繰り返すのは逆効果です。読みにくくなるぶん、読者が離れます。
写真も、言葉と同じくらい効きます
買う直前の読者がタイトルで入ってきたあと、最初に見るのは写真です。
公式画像ではなく自分の写真が1枚あるだけで、「この人は本当に持っている」が伝わります。
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あります。むしろ、初心者は少ない言葉から取るべきです。
月に数十人でも成果は出る
アフィリエイトは、何万人に読まれる必要がありません。
月に数十人が「買う直前」で来てくれれば、成果は動きます。必要なのは人数ではなく、来る人の状況です。
数字を追うと、書けなくなる
検索数の数字にこだわりすぎると、「この言葉は少ないからやめよう」が続いて、1本も書けません。
数字が少なくても、自分が困って検索した言葉なら書いてください。同じ言葉で困る人は、必ずいます。
少ない言葉を積むと、合計で効いてくる
1本で月に数十人なら、10本で数百人です。
しかもその全員が「買う直前」なので、人数の多い記事1本より成果が出ることがあります。
SNSでもキーワードは要る?
要ります。ただし、置き方が少し違います。
SNSの中でも、人は言葉で探している
SNSの検索でも、読者は言葉で探しています。
だから投稿の最初の1行に、読者が打ちそうな言葉をそのまま入れてください。
- 1行目に商品名と状況を書く:
通勤で蒸れないイヤホンを3か月使った話 - 動画なら、最初の1秒で言葉を出す(音と画面の両方に)
- タグは、自分が検索するときに打つ言葉だけにする
タグを大量に付けるのは逆効果
関係のないタグを並べると、興味のない人に届いて反応が落ちます。
タグは「自分が探すときに打つ言葉」だけで十分です。
そして、広告表記をタグの最後に埋めるのは避けてください。気づかれません。
やりがちな失敗4つ
- 人気の言葉から狙う:「ダイエット」「クレジットカード」のような言葉は、企業が総力戦をしている場所です
- 1記事で全部に答えようとする:「とは」も「比較」も「レビュー」も入れると、誰にも刺さらない記事になります
- 体験していないものを書く:買う直前の読者は、使っていない人の文章をすぐ見抜きます
- キーワードを探し続けて書かない:探すのは20個まで。そこから1つ選んで、今日書きます
とくに2つ目は、書いているとつい起きます。
1記事=1つの状況の人、と決めてしまうのがコツです。
よくある質問
有料のキーワードツールは必要ですか?
最初はいりません。検索候補と関連する検索語、SNSの生の声で十分に探せます。記事数が増えて「どれを伸ばすか」を決める段階になってから考えましょう。
月にどれくらい検索されている言葉を狙えばいいですか?
数字にこだわりすぎないほうがいいです。検索数が少なくても、買う直前の人が打つ言葉なら成果につながります。逆に数が多くても、知りたいだけの人ばかりなら売れません。
競合が強いかどうかは、どう見ればいいですか?
その言葉で検索して1ページ目を見るだけです。個人のブログやSNSが混ざっていれば入れます。企業だけで埋まっていたら、言葉を1語足して状況を絞り直してください。
1記事に何個のキーワードを入れればいいですか?
狙う軸は1つだけです。関連する言葉は、丁寧に書けば自然に入ります。回数を数える必要はありませんし、不自然な繰り返しは読者を減らします。
SNSだけでやっている場合もキーワードは必要ですか?
必要です。SNSの検索でも、読者は言葉で探しています。投稿の最初の1行に、読者が打ちそうな言葉を入れておくと見つけてもらいやすくなります。
ネタが思いつきません。何から探せばいいですか?
自分が最近買ったものを1つ思い出して、そのとき検索した言葉を書き出してください。それがそのままキーワードです。思い出せないときは、購入履歴を開くのがいちばん早いです。
同じ商品で何本も書いていいですか?
いいです。型を変えれば別の記事になります。レビュー型・不安型・比較型・用途型・代替型で、1つの商品から5本書けます。読者の状況が違うので、内容も重なりません。
商品ページのURLを配るときもキーワードは関係ありますか?
Monoliで作る商品ページは、既定で検索結果に載せない設定です。キーワードで集めるのはブログやSNSの側の仕事で、まとめページは「来てくれた人がストアを選ぶ場所」という役割分担になります。
まとめ:言葉を選ぶのは、読者を選ぶこと
キーワード選定は、小手先のテクニックではありません。
「どんな状況の人に向けて書くか」を決める作業です。
- 検索語は知りたい → 比べたい → 買いたいと進む
- はじめは「買いたい」の言葉から取りにいく
- 探し方は検索候補・関連する検索語・SNSの声・自分の購入履歴
- 集めた言葉は5つの型に当てると、書く内容まで決まる
- 選ぶ条件は体験している/2語以上/大手だらけでない
- 狙う軸は1記事に1つ。詰め込まない
- 検索数が少なくても、買う直前の言葉なら積み上がる
今日、自分が最近買ったものを1つ思い出してみてください。
そのとき検索した言葉を、上の5つの型のどれかに当てはめる。それがそのまま、次の記事のタイトルになります。
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